美しさに触れるための読書3



私にとっての読書は3種類ある。

1つ目は、知識を得るための読書
2つ目は、非現実を楽しむための読書
そして3つ目は、美しさに触れるための読

もっと簡単に説明してしまえば、
1つ目はノンフィクション、2つ目はフィクション、
で、3つ目は「ことばと感覚の吸収作業
自分の感性を豊かにするための読書、ということだ。


さて、『美しさに触れるための読書』もついに第3弾。
今回も記録と紹介の意味を込めて
ここに何冊か書き連ねてみようと思う。

ちなみに、以前書いた記事はこちら。


第3弾は雑誌を中心に集めてみようと思う。
どれも個人的にかなり気に入ってるから
ちょっと偏り気味だけどあしからず(笑)


では早速、1つ目はこちら。



ecocolo エココロ No.65 (2013 spring &summer) 「感覚の女」
ecocolo エココロ No.66 (2013 Autumn & Winter) 「もてなす人々」 

自然体でオーガニックな雰囲気をまとったライフスタイル誌。
すごく洗練された雰囲気が気に入ってる。

WEBサイトもあって、時々WSもやってるらしい。
コーヒーとかものづくりとか、一度くらい行ってみたいなぁ。
実は会社自体も大好きで気になっていたり。
http://ecocolo.com


2つ目はこちら。


『dico. 2013-'14』
フェリシモ出版

実はこれ、雑誌じゃなくてカタログ。
でもただのお堅いカタログとはちょっと違う。
A~Zのキーワードにそって、個性的な商品が紹介されていたり
所々にエッセイやインタビューが散りばめられているのだ。

レシピや森林の話も載っていて、
読むだけでいろんな景色が見えてくる。
ちなみにWEBサイトも素敵なので是非ご一見あれ♪
http://www.felissimo.co.jp/dico/list.cfm?iid=p_ot_131202_DICO





3つめはこちら。



『BIRD』
『BIRD 4』
講談社

テーマは"Life's a Journey"
左はアイスランド、右はウィーン・プラハ・ブダペスト特集になってる。
雰囲気と紙質が好きというのもあるのだけど、
旅が、国、人、暮らし、音楽、アートで象られていく感じがすごく好きで
雑誌なのに端から端まで目を通してしまう。

聞くところによると『TRANSIT』の姉妹紙らしい。
3か月に1回の発売がこれからも楽しみだ。



そして4つ目はこれ。

生活工芸プロジェクト

前に紹介した『繋ぐ力 ideas for next Japan』と同じシリーズ。
思い切って買ってしまった。
作り手さんたちのロングインタビューが10本程集録されている。

実際につくっているものがページいっぱいの写真で紹介されていたりと
全体的にどこか懐かしく優しい雰囲気を醸し出したこの本。
1人1人の生き方とか価値観が見えてくるから読んでいて飽きない。
ページをめくるたびにその人に会いにいきたくなるような1冊だ。



そして本日最後の1冊はこちら。


3月のライオン 1 (ジェッツコミックス)
羽海野チカ

「ハチミツとクローバー」の作者が書いている囲碁棋士のマンガ。
最近になってようやく第1巻を買ってみた。

そしたらびっくり。
やっぱり羽海野チカさんははんぱなかった。
第1巻を読んだら第2巻が欲しくなって、
第2巻を読んだら第3巻が欲しくなって、
気づいたら今出てる第9巻まで買ってしまった…

ただの棋士マンガじゃない。
ハチクロもそうだったけど、いろんな想いがぐあーーーって詰め込まれてる。
情景描写と感情のことば化が本当にすごい。
心の底からオススメのマンガ。



さて、「美しさに触れるための読書3」はこれにて終了。
そういえば、もうすぐ2013年も終わりなのね。
このブログを始めてからもう1年が経つなんて早い早い。

今年は年末にかけて国外・国内の旅行が2つあるし
またその先でいろんなヒト・モノ・コトに出逢えたらいいなぁ。



0 件のコメント:

コメントを投稿